Uchida Mitsunori

内田 光則

株式会社LUC(ラック) 代表取締役社長 http://www.u-luc.co.jp/

略歴

高校を卒業後、様々な仕事に従事。2007年から祖父が創業した会社へ入社し、2021年に代表取締役社長に就任。多方面の事業に進出し、独自の事業展開で活躍中。第6次産業を体現するためにさつまいも事業に注力している。

現在の仕事についた経緯

高校卒業後に大学に入学しましたが、1年目で中退。東京で様々な仕事に就きながら生活していましたが、父親から声がかかり、特にやりたいこともなかった為、現在の仕事へ就きました。
現在は代表取締役社長に就任し、既存の事業とともに、常に変化を求め尽力しております。

仕事へのこだわり

入社してから電池製造工場の社員となりました。電池に対する見識も無く、無我夢中でライン改善に着手しました。生産性は向上しましたが、売上改善や利益改善は微々たる結果しか出ず、他製造品へ着手し、半年で500万の赤字を計上しました。
収益悪化による工場売却を視野に入れ、売却先が決まる手前で父からもらった言葉で奮起しました。その後、自社の強みのみを強化したことで、有難いことにお客様が増え続け、売り上げを10倍、利益を100倍までに引き上げました。
振り返ってみると、会社の理念に沿った行動が結果に繋がったのだと思います。自らの成功体験や今までの経験を胸に、更なる拡大を図っていく所存です。

若者へのメッセージ

わが社の経営理念の中に『守破離』という言葉があります。
『守』は教えられたことを忠実に守る事で、基本の部分です。『破』は、基本を守りつつ、その基本を発展させて自らが高みを目指すことです。最後の『離』は、教えられたことをもとに自ら高みへと努力した結果、極めた道を確立することです。
人生において、誰もがなるべく楽をして、自分のやりたいことを探し出そうとしています。私は、製造業・運送業・引越業・飲食業などの事業を行っておりますが、どれも私のやりたい事業ではありませんでした。
但し、今はやりたい事業に変化しています。なぜなら、素直に学び、挑戦し、自分にプライドを持った事業をしているからです。私はこのような生き方がしたかったのであり、職業はツールでしかないことに気づきました。
これから就職される方や今の会社で悩んでいる方がいれば、是非、自分自身の生き方が今のままで正しいのかを考えてから、判断し、行動してください。いつか道は開くと信じ、あなたが心豊かになることを心より願っております。