インハウスのディスプレーデザイナーを経て、2007年にP.S Design Studioを設立。インテリアエレメント、生活雑貨等のデザイン、企画を中心に国内外で活動。2008年、国際家具デザインコンペティション旭川/ブロンズリーフ賞受賞、2009年、富山プロダクトデザインコンペティション/グランプリ受賞、ストックフォルムファニチャーフェア出展、ミラノサローネ出展etc…
2011年にデザインユニット 6474を結成。2014年、リノベーションブランドVOLOを設立。リノベーションを中心とした空間デザイン。付帯するショップロゴやブランディングなども手がける。
2021年、VOLO合同会社設立。インテリアデザイン・設計。自社で開発したインテリアアイテムをデザインから製造・販売と一貫したスキーム、ソーシャルデザインなどへも展開。

略歴
仕事へのこだわり
プロジェクトを発生させ仲間を巻き込んだり、プロポーザルすることが好きです。
もちろんソリューションも大事ですが、スペキュラティブデザインを目指しています。
新旧の融合で持続可能な未来へ
ヨーロッパなどでは歴史的建造物や古い家屋を活かし、リノベーションして使い続けることは当たり前とされています。現在日本は、人口以上の住宅戸数はすでに確保されています。器は壊すのではなく、またきれいに洗って代々引き継げばよいのです。
VOLOは、背景や建物のリソースを活かし、古さや懐かしさなど眠っているポテンシャルを引き出しながら、デザインで新たな価値へと変えていきます。
建物は手入れをきちんとすることで価値を維持することができます。また、これから私たちのライフスタイルを地球規模で考えた場合、新・旧のバランスを保ちながら、自ずとサスティナブルな生活にシフトすることになるでしょう。
そこで、私たちにできることは何か、そもそも自分らしい生活とは何か、改めて見つめ直すことが必要です。これからVOLOが「守破離」の精神に立ち、これまでのハウスメーカー、工務店などとは違う新たなスタンダードを創っていきます。
若者へのメッセージ
クリエイティビティは、クリエイティブ産業を目指す人だけの特権ではありません。日本にはスティーブ・ジョブズのようなビジネスアーティストが必要です。