Yamanaka Naohiko

山中 直彦

株式会社モバスタ 代表取締役 https://movasta.com/

略歴

1966年生まれ、東京都出身。大学卒業後、新橋の不動産会社に入社し、22年間勤務。
平成23年に独立起業し、株式会社トラストワイズプロダクションを設立。不動産、広告事業の他、新規事業プロデュース業を本格稼働。
自身が取得したモバイルスタンプラリーに関するビジネスモデル特許を活用したサービス提供の為、令和1年に株式会社モバスタを設立し事業展開中。
趣味の極真空手は黒帯。一男一女の父。著書『牛の尻尾で終わるヒト 鶏の頭で羽ばたくヒト』。
頭金1万円で都心の高級マンションのオーナーになれる「首都圏大家の会」代表。(https://shutokenoya.com/)

現在の仕事についた経緯

新橋の不動産開発会社で街の活性化ビジネスを学びました。新橋駅前、名古屋栄地区の再開発を手掛け、その経験から平成23年に独立し、株式会社トラストワイズプロダクションを設立しました。
商業施設やその周辺の街の活性化ビジネスから始め、上野アメ横にあるアメ横センタービルの壁面を活用した大型ビジョン事業をおこないました。
その後、近隣の量販店多慶屋様の壁面、八王子のセブンイレブン店舗屋上へもビジョンを設置し、街来者への情報発信を通じて街を活性化してきました。その後、令和元年に株式会社モバスタを設立し、ユーザーに街を回遊してもらうビジネスにたどり着いたのです。

仕事へのこだわり

仕事がうまくいくことはほとんどありません。10回バットを振って1回ヒットが打てれば良い方です。しかし、10回バットを振ったからこそ1回のヒットが生まれたわけで、ただバッターボックスに立って考えているだけでは絶対に出塁できません。
無駄だと分かっていても挑戦し続ける。私の人生を振り返ると無駄なことの連続でした。しかし、無数の“貴重な無駄”が今の自分の仕事や生き方につながっています。
限りない無駄と思われる行為の繰り返しが、実は成功への一番の近道であると信じて仕事に打ち込んできました。無駄を知っているからこそ、成功への正しい道筋を知ることが出来たと信じています。

若者へのメッセージ

最近の若い人達は…と言ってしまうことが一番彼らに嫌われることは認識しています。今、何か分からないことがあっても、全てスマホやPCの中に正解が詰まっている便利な世の中です。
昔は自分で経験し、たくさんの失敗を繰り返し、学習し、そして成長してきました。たくさんの失敗を経験して苦労しながら生き抜いてきた我々の世代から見ると、いきなり正解を知り、さも自分の能力であるかのように物事に取り組んでいる若い人たちを見ていると危うさを感じます。
知識と能力は違います。知識は学校で学ぶお勉強。勉強ができる人が仕事ができてお金を稼ぐ能力に長けているかというとそれは全く違います。成功は経験に裏付けされた自信が伴ってこそ掴み取ることが出来ます。
若いうちに失敗を恐れず何度も挑戦し、多くの無駄を自分の経験として蓄積してください。それがあなたの貴重な財産になるはずです。