1983年生まれ、福岡県出身。2010年、東京理科大学大学院数学科を卒業。サイバーエージェントグループの広告代理店にてキャリアをスタートさせ、2013年に楽天に入社。ECコンサルティング、EC運営代行、新規事業の立ち上げなどに従事。2020年2月シリウス株式会社を創業。元プロボクサー。湘南在住で趣味はサーフィン。
略歴
現在の仕事についた経緯
学生時代にボクシングに没頭し、プロとして後楽園のリングに立ちました。
プロといえどボクシングだけで生活できるわけもなく、「ボクシングと両立できる仕事に就き、プロボクサーとして高みを目指す」のか「ボクシングを辞め、ビジネスの世界で高みを目指す」のか悩みに悩んだ末、後者を選び、『35歳までに起業する』と心に決め、企業に就職しました。
一代で大きくなったIT企業2社で経験を積み、37歳で独立し、現在に至ります。
仕事へのこだわり
私は2つのこだわりを持って仕事をしております。
１）利他栄自
弊社シリウスでは、『企業がインターネットを利用して商品を販売する際の総合的な支援』を行っております。ECコンサルティングやEC運営代行サービスなど専門的な領域だけに留まらず、クライアントがお望みになる未来の実現に向けて「クライアントに共に戦う」というスタイルで、非常に多岐に渡った支援を行っております。「他者（クライアント）を利して、自ら（シリウス）が栄えていく」という『利他栄自』という考え方を根底にビジネスを展開しております。
２）5つの“循環”
私は、お金の本質は“エネルギー”だという意識を持っております。「会社の売上や従業員の給料などは価値提供に対する“感謝のエネルギー”であり、出資は返すべきものが伴う“期待のエネルギー”」というように、会社の経営数字をエネルギーとして捉えております。また、ビジネスの本質を「エネルギーの循環」として捉えております。
①クライアントとの循環、②エンドユーザーとクライアントとの循環、③従業員との循環、④パートナーとの循環、⑤投資家との循環。この5つの“循環”を正しく回し、拡大させていくことで『感謝のエネルギーに満ちた大河』を作っていくという決意を持って仕事に取り組んでおります。
若者へのメッセージ
若い方々にお伝えしたいことは「自己暗示の重要性」です。
不可能に思えるような望みであっても、心に強く持ち続け、ある意味自分に暗示をかけ続けることで、10年単位で見ると大体望み通りの人生になる、ということです。
私は新卒当時、ポンコツ人材でとても起業できるような人材ではありませんでした。
起業の目処など全く立っておりませんでしたが、ひとときも『35歳までに起業する』という望みを手放したことはありませんでした。
次は、『50歳までに年商1兆円の大河を作る』と心に決めております。
全く目処は立っておりませんが、この世に100％不可能なことは存在しないと思っております。
若い皆様も「できること」から考えるのではなく、自由な心で自分の望みを強く持って歩んで行かれたら、思いもよらないおもしろい職業人生が待っているのでないかと思います。