Yamaoka Yuki

山岡優樹

株式会社TSUTA-WORLD 代表取締役 https://tsuta-world.com/

略歴

凸版グループ出身(東証1部)。国内中大手の語学教室にて統括マネージャー就任。
Web企画参加数200以上。説明アニメ動画ブランド「TSUTA-WORLD」運営。
株式会社YONOHI創業CEO代表取締役就任。
令和4年4月に株式会社TSUTA-WORLDに社名変更。
株式会社アジアピクチャーズエンタテインメント 取締役CIO。

現在の仕事についた経緯

まず印刷会社ではデザインと印刷の業務に就いていたのですが、腰を壊して退職しました。そこからレンタルビデオ店の店長になるも、いきなり売上を激減させ即クビとなりました。
それでいよいよ公園で寝泊まりせざるを得なくなった後、実家に戻って1年間のニート生活に突入します。

再起を目指し「次はWebの時代だ」と考えて、Webデザインの勉強を1日18時間ほどするようになり、どうにかWebサイトを作れるようにまでなったことで、人生再出発の運びとなりました。
しかし、再就職先が聞きしにまさるブラック企業でして…。朝10時から深夜まで働き、家にたどり着くのが明け方という生活で、当然、過労で倒れ、また退職を余儀なくされました。

体調も回復し、働く意欲も甦って再々出発のはずが、またもブラック企業。給料18万、家への仕送り10万というカツカツの日々の中、副業するしかありませんでした。ただ、この副業が私の転機となりました。
副業では他社のデザインの受託を行い、ひとりでマーケティングや営業、制作などすべて手がけました。このおかげでビジネススキルも向上し、本業も好転し始めました。

しかし、この初めての成功体験で天狗になってしまい、当時統括マネージャーだった私は、高圧的なマネージメントを行っていたことから、全従業員から解任要求を突き付けられる事態を招き、またまたクビの宣告。
その後、フリーランスを経て、縁あってIT会社と関わる職に就いたものの、専門用語だらけで意味がさっぱり分からないという経験をしました。

その時に思いついたのが「簡単かつ分かりやすい動画」だったのです。きっと私と同じように「簡単で分かりやすい動画があればいいのに」と思う人がいると思いました。
売りたい会社と、その商品が求めている会社、それぞれが両想いになるラブレターツール。
つまり分かりやすい動画を作るのが株式会社TSUTA-WORLDです。

仕事へのこだわり

サービスを提供するにあたってのこだわりは大きく2つです。

まず1つ目は価格です。「TSUTA-WORLD」は、大手に比べ、大分安い価格帯で動画制作を行っております。この価格帯で制作できる制作会社は、まず他にはありません。
2つ目は展示会での成果に繋がる点です。「TSUTA-WORLD」は来場者の足を止めるためには、どうしたら良いかを考えた上で作られていますので、約5秒ほど自社エリアで足を止める方を増やすことができます。そして先述のとおり、構成作家を動画作成時に入れることで、わかりやすくシンプルで、かつ高品質なアニメーションを低価格で提供しています。

また会社を経営するにあたってのこだわりとして、従業員のライフステージを考えた上での経営を心掛けています。
例えば、弊社はフルリモートワークを実施しています。これはコロナ禍の昨日や今日のことではなく、ずっと以前から変わらない方針です。おまけに副業OKというスタイルも評判を呼んでおり、求人には1600人からの応募がありました。

特に女性の場合、結婚やご主人の転勤、出産などで仕事を辞めざるを得ないことも多く見られますが、それでもリモートであれば十分働くことが可能です。
従業員のみなさんの働きやすさを実現するために、今後も様々なものを取り入れていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

TSUTA-WORLDは、世界に対して〇〇を解決する!みたいな組織ではありません。
ただ、周りの知人・友人が困っている事を見て、それを解決しようという「従業員の身近な人専門の課題解決型組織」です。

私も「TSUTA-WORLD」は、知人の経営者が「1分で知りたい」と言われたことと、素晴らしいプロダクトを持っている会社に対して伝わる方法を提供したい。
あと私自身の理解力も決して高くないので、自分でもわかるようなサービス説明を聞きたい。

ただ、それだけではじめています。

もしこれを見ている方の周りで、知人・友人が〇〇に困っているとかがあれば、その課題の解決を応援します。
例えば、あり得ないことではありますが、「うまい棒を食べ続けないと死ぬ身体」という友人がいれば、うまい棒自動製造装置を作ってもいいでしょう。

誰かを助ける内容は、実は他の誰かを助ける商品になります。
誰かを助けたいという目標を、私も後押しいたします!