Yoshida Mami

吉田 真美

行政書士事務所メドルチェ 代表行政書士 https://med-gyousei.com/

略歴

早稲田大学第一文学部卒業。在学中に行政書士資格取得。新卒で商社に勤務した後、音楽事務所でのマネージャー、特許事務所、生命保険営業等を経て、医師専門の人材紹介会社に約10年勤務。医療行政知識を生かすべく行政書士事務所にて医療行政手続きを修行した後、平成31年に独立。

現在の仕事についた経緯

若いころにいくつかの職を経験し、医師人材紹介会社において、多くの医師や事務長と日々交流を重ねました。その中で、医療資格をこれから取る事は出来ないけれど、学生時代に取得した行政書士資格を生かすことで、医療業界に自分でも貢献できるのではないか、と強く感じたことが現在の職に就いたきっかけです。

仕事へのこだわり

私がこの仕事を行う原点は、10年近く医師や事務長という、医療現場最前線の方々と関わった経験にあります。ですので、行政から求められるテンプレートな医療手続きを淡々と行うのでは無く、それぞれの医療機関が持つ特徴や方向性を、出来る限り実際に運営している医師や事務長等の影が見えるよう、リアルに書類上で表現することを目指しています。
また時として、厚労省(国)が望む方向性を医療機関の方向性とすり合わせするため、相手が理事長であっても誠意をもって意見することを恐れない事を意識しています。決して全て国の言いなりになる事を目指すのではなく、国の方向性を理解したうえで理事長が持つ方向性の希望を叶えるためには、どんな手続きを行えばよいのか、どのように表現すれば良いのかを忌憚なく話し合える関係性構築を目指しています。
なんとかなるさという気持ちを大事にしながら、何とかするのは自分であるという事を忘れない事が拘りです。

若者へのメッセージ

私は行政書士の中でも、「医療行政」というある種特殊な分野の手続を専門にしていますが、行政書士は多様な専門性を持つことのできる資格です。
日本には許認可があふれています。許認可ではなくとも、相続や離婚など、法律と書類が関係する多くのことに関わることが出来ます。自分が興味のある分野で、自分なりの働き方を考えやすい資格でもありますので、取得して損にはならない資格だと実感しています。