熊本大学工学部卒業。2008年 新卒で外資系製薬会社のアストラゼネカ株式会社に入社。
2019年に株式会社andを設立、代表取締役に就任。
現在は、セレクトショップの運営や、キッチンカーイベントに出店するなど多事業展開している。
略歴
現在の仕事についた経緯
人生100年時代とも言われる中、単に寿命が伸びるだけでなく、ココロもカラダも健康で、一人ひとりが「幸せ」を実感しながら生きていくこと(well-being)が大切だと思います。
私たちは人生の大半を「仕事」をして過ごしていますが、心身ともに健康で、夢や目標に向かってやりがいを持って仕事をしている状態が「幸せ」に繋がっていると考えています。
また、私には1才の娘がいますが、未来を担う子どもたちが夢や目標を描き、安心して目指すことができるように、平和で豊かな地球環境を残すことも大切にしたいと思っています。
そんな想いから「ココロとカラダと地球の健康」をテーマにしたセレクトショップをはじめました。
仕事へのこだわり
・人との繋がりを大事にすること。
私は熊本出身で、社会人になってから大阪に来ました。
大阪に知り合いが全くいませんでしたが、上司や先輩、お客様にも恵まれて、やりがいを感じながら働いていました。特に、会社の先輩はとても面倒見がよく、社会人としても未熟な私を、仕事だけではなく、プライベートでもたくさん可愛がってくださいました。
また、起業の道に進み「この先どう進むべきか?」を模索していた時も、ひとりの経営者との出会いで大きく道が開けました。
その方は当時、まだ起業の駆け出しの時期でしたが、お互いにビジョンを共有し、共創しながら、互いに事業を形にしていきました。
今の自分がいるのは、その方のおかげといっても過言ではありません。
人との繋がりはとても大切だと感じています。
・一生懸命に仕事をすること。
製薬会社時代、営業に行く先は「お医者さん」でした。
医療のプロフェッショナルなお医者様に対して営業に行くので、「自分でお役に立てることはあるのか?」とも思いましたが、とにかく一生懸命に仕事しました。
時には罵倒されたり、叱咤激励をいただくこともありましたが、結果的にたくさんのお客様に応援していただき、自分自身も成長することができました。
起業の道に進んでからも同様で、わからないことの連続です。
しかし、一生懸命に仕事に取り組むことで、自分自身も成長することができ、色んな方に応援していただいていると思ってます。
若者へのメッセージ
社会は目まぐるしく変化し、働き方も多様化しています。
わたしが勤めた医療業界も変化が激しく、大企業といえども早期退職やリストラによる人員削減が進むなど、一人ひとりの変化が求められていました。
わたしは会社という枠組みを超えて、世の中に価値を提供できる自分になり、大切な家族を守りたいという想いもあって、起業の道に進みました。
しかし、起業すると決心した後も順風満帆ではなく、失敗の連続でしたが、人との「ご縁」をきっかけに、道が開けてきました。
「人との出会いで人生は変わる」というのが私の信念です。
わたしがセレクトショップやキッチンカーのイベントに出店しているのも、「人と人の繋がり」が生まれる場を作りたいと思ったからです。
すべての出会いが、人生を大きく変えるようなものでは無いかもしれませんが、人との出会いには無限の可能性が秘められていると思います。
一つ一つのご縁を大切に、一緒により良い社会を築いていきましょう。