Yoshikawa Natsuki

吉川 菜月

合同会社FUNLY 代表 https://funly.co.jp/

略歴

札幌市の医療事務の専門学校を卒業後、同市内の皮膚科クリニックで2年間勤務。その後上京し、ベンチャー企業で広告代理業務を担当。事業部の中間管理職を務める。2020年に独立し、翌年2021年に「合同会社FUNLY」を設立。

現在の仕事についた経緯

医療事務の仕事から、畑違いのWebマーケティングの仕事へ転職したことがきっかけです。

医療事務では、毎日決まったことを決まった通りに行うルーティンワークが基本でした。当時は意識していませんでしたが、その業務に慣れてスピードが速くなることはあっても、心のどこかに退屈さがあったのだと思います。

その点マーケティングでは、試行錯誤しながら仮説を立て、実行に移し分析するという業務に魅力を感じ、この仕事で独立を決めました。また、業界に魅力を感じているため、楽しく仕事ができることと自分自身の成長も感じられたという理由もあります。

仕事へのこだわり

当たり前のことですが、クライアント一人一人(一社一社)に真摯に向き合うことを大切にしています。目先の目標をクリアすることも大事ですが、その先の目標や目的を見据えて「クライアントが言葉にしていないけど、本当は求めていること」を汲み取り、ご提案させていただくことを意識します。もちろん、“お客様”ではありますが“パートナー”という立場としてお力になることで、成功がより近づくはずです。

弊社にご依頼が多い案件は、簡単にご説明するとクライアントが取り扱うサービス・商品を購入する顧客を増やす事です。「顧客を増やして、売り上げを上げること」をクライアントは求めています。
私はそれらを大切にすることは勿論ですが、「喜ぶ顧客が一人でも増えて欲しい」という思いをもって仕事をしています。
サービスの多くは「悩みを解決するもの」です。顧客の健在的な悩みだけでなく、潜在的な悩みにも気付いてもらい、そのサービスを知って購入することで悩みが解決します。大袈裟かもしれませんが、サービスによって、その人の人生が大きく変わることだってあると考えています。
そのきっかけを作るのが私の仕事です。その素晴らしいサービスを提供するのはクライアントですが、一人でも多くの方の人生をプラスに変えることは“やり甲斐”となります。サービスを購入した顧客の嬉しいお声を聞くことも多々ありますが、これらを聞いている時間は幸せです。

また「プライベートを大事にする」ということも仕事へのこだわりの一つになるかもしれません。
仕事とは関係のない場所で様々な経験をすることで、仕事中は気づかなかった新しい発見をすることがあります。今までの“固定観念”から解放され、これまでと違う視点を持てることは、マーケティングの仕事をしていく上で大きなメリットだと考えます。また、趣味を全力で楽しむことは“原動力”になるので欠かさないようにしています。

若者へのメッセージ

「後悔先に立たず」という言葉が好きです。私はこれまで、挑戦したい、やってみたいと思ったことは、勢いで実行してきました。実は、独立したことも、会社の設立もそのうちの一つです。
人生の中で「やらなきゃよかった…」と後悔することも勿論ゼロではありません。ですがその後悔は、実行せずに「やればよかった」という後悔よりは全然マシなものだと思っています。これは仕事に関することだけでなく、趣味や勉強、人間関係、恋愛すべてにおいてです。

あなたには叶えたい夢や目標はありますか?
例えば「いつか独立・起業したい」という夢を漠然ともっている人は多くいます。でもそのほとんどは「独立して自由で羨ましい。私も起業したい。」と言い、結局口だけです。羨ましいなら…と勧めても「でも安定が…」「だって難しそうだし…」と行動には移したがらないのです。気持ちはわかりますが、羨むだけの人は一生起業という夢は叶えられません。

そんな行動できない人がほとんどの中、行動できる人は新しい道を切り拓いていきます。本当に心から叶えたい夢や目標がある方は、まずは一歩、些細なことからでも行動に移してみてください。
今、私は「独立して、会社を設立してよかった」と思っています。