Yoshitatsu Yumi

義達 祐未

YUM innovation合同会社 代表社員 https://www.yum-innovation.tokyo/

略歴

高校卒業後、芸能界入り。NHK「高校講座物理」司会や、連続テレビ小説「花子とアン」出演をはじめ、舞台にCMに活躍。ゲーム「FINAL FANTASY XV」ではヒロインのモーションアクターであると同時にDLCの開発ディレクターも務めた。
2017年に都内で事業会社を設立し、アーティストやクリエイターのエージェント業務のほか、地方創生の取り組みを強化。「本物の出会いとちぎ」ガイドブックメインモデルやPR映像の出演、県主催イベントでの司会、ツーリズムEXPOジャパン北関東ブースのアートディレクション、まちづくり事業へコアメンバーでの参画等、内外よりスパイラルに活躍する。
また、スモールビジネスを複数創出し、キャラクターデザインする『やさいぬ®︎』ほか、最近では栃木県25市町のバーチャルライバー輩出を目指した『#とちぎけんV25』プロジェクトを始動している。
「なんの人なの?」とよく聞かれることから肩書きを“栃木人”と説明するのにハマっている。2012年〜栃木県庁委嘱「とちぎ未来大使」である。

現在の仕事についた経緯

芸能活動時から、仕事がうまく行けば行くほど、地元である栃木県に対してもっと貢献したい気持ちが高まっていました。自分の発信力があるうちに、活躍しているうちに何かできないかと、事務所に反対されながらも(笑)、栃木のローカルテレビなどの仕事も積極的に受けており、独立したら必ず地方創生に取り組もうとその頃から考えていました。
現在は、特に官民連携のまちづくりの実現に力を入れて取り組んでいます。その中ではコアメンバーとしてだけではなく、デジタルプロモーションの責任者もしていて、これまで培ってきたメディアやエンターテインメントな視点がフルに生かされているとも感じています。

仕事へのこだわり

なんでも一旦は現実的に査定すること。自分の能力についても現実的に査定することで、失敗してもそれを当然の結果だと思えるし、前向きに努力のループに繋げられます。
人と比べて落ち込むこともなくて、自分より上だなと思う人は見習って、しっかり成長するのみだと思っています。
それから、好きなものは積極的に探究します。一度きりの人生「好きだな」と思うものがあるのはすごく尊いことだし、最大のオリジナリティだと感じています。なので、世間がどうとかは関係なく、自分が「いい」と本気で思えるものは信じたいなと思っています。
昔から自分のレベルを遥かに超える高くて難しい壁が到来することが多いです。毎回、頭も抱えるしすごく苦しむのですが、絶対に諦めずに恥をかいても泣いても食らいついていくということは決めています。
ちなみに芸能入りを決めた時からのルールは「1年先の自分は、必ず誰が見ても納得できるくらい前進していること」でした。

若者へのメッセージ

最近は、「次世代に繋げていく」が自分の中でもテーマです。積極的にアカデミックな取り組みに関わったり、スタートアップイベントの審査員などもお受けしたりしていますが、とにかく全員に言えるのは、楽しんでほしいということです。
何かしんどくなった時や、頭がぐるぐるした時は、一回立ち止まって、楽しい何かがそこにあるかを確認すること。それを見つける視点を磨くためにも、やっぱり自分の「好き」は色んなものに触れて発見しておいてほしいなと思います。